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何やってんだ!





でも、愛してる :: 2008/08/20(Wed)

多分、この言葉が必ず付くんだろうな。

彼の作品を読む度、毎度ながら思ってしまう。
その彼とは・・・

佐藤 優 氏である。

彼は、最近ブームにもなっている作家(?)の
一人であり、書店に行けば、彼の著作の無い屋には
なかなかお目にかかれないぐらいの人気者である。
彼の今の肩書きは「起訴休職外務省事務官」である。




そんな彼の著作で、今回は最新刊の

41seIcCSepL-1.jpg  週刊金曜日 刊

「世界認識のための情報術」

何で、このを選んだかというと、先に書いたように
単純に「氏の最新刊だから」というほかない。
何故なら、オラホは、ハッキリ言って氏の著作は
屋で見かける度に購入している位のフリークである。
最初は、某国粋主義系グラビア(?)雑誌の「SA○IO」に
始めた連載を読み始めた時に氏の事象の読み方に
共感したのがスタートである。

その共感した部分とは、
当の国際間情報は、新聞などの一般に晒されている
 記事を丹念に読んでいくことで、その当の意味が見えてくる」
「各国は、それぞれ独特の手法をもってメッセージを伝えてくる。
 問題は、そのメッセージの受け止め方である。」云々・・・。

また、彼はクリスチャンである。
その彼はどうやら、キリスト教的考え方を収斂してゆくと
そこには、社会主義に近づいてゆくのではないかと
考えているのではないかとも受け止められる。

しかし、彼の基的思想の立場は「右翼」である。

その右翼傾向にある彼が、一番ラディカルとも言える
左翼雑誌「金曜日」に寄稿したものを再編集した造りに
なっているのが、このである。

氏の著作の多くに振れいる読者からすれば、
相変わらずの話が書かれていたりしているが、
そんな右翼論断の彼にして、「沖縄問題」は
左翼「市民派」と歩調をほぼ同じにしているのが
今回の面白い点ではないかと考える。
そこは、彼の母親が沖縄戦を経験したことが
大きな影響を与えているのは間違いない。

パワーポリティックスをあれほど、致し方ないもの、
その力の流れの中で如何に、自分に有利な環境を
展開するべきかを是としている様に思われる氏にして、
この沖縄問題については、
「異なる思想がぶつかる場合には、
 被害者の言うことがスタンダード」と言い切る。

この点について、非常に違和感を感じざるを得なかった。
もっと、熟読し、再考を自身の中で行わなくてならないのだろうが
娯楽として気楽な読書をしている身分としては、
素直に、機会があればこの文脈の意味を氏に問いたい。

そんな複雑な思いにさせられた一冊である。

様々な批判を外務省に向ける彼であるが、
それは、彼がこれまで仕事を心から愛し
成果を出していった結果、ある種の妬みを買い
その結果、無惨に自己保身に走る連中によって
抹殺されようとしたからであろう。
でも彼は、自身が明言するように
一度国家公務員として、国の仕事に従事したからには
国家の安寧のため、尽くすのが自分のつとめであり、
その為の提言を行っていると。
そう「でも外務省と外交官という仕事を愛している」
そんな一言が聞こえて来るのである。

さて、次は柔らかいのにするか・・・。

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  1. こんな本読んでます
  2. | trackback:0
  3. | comment:2
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comment

そうだね。

柔らかめで頼むよ…。
固くて消化しきれないよ。
おばちゃん、胃が弱いから。 |ω・`) チラッ
  1. 2008/08/20(Wed) 15:21:00 |
  2. URL |
  3. 南天 #-
  4. [ 編集 ]

そうなの?

> nantenさん

  良く噛み砕けば、胃腸の弱い方でも
  いけるんじゃないかなぁ・・・。
  1. 2008/08/21(Thu) 20:56:27 |
  2. URL |
  3. yanchun #0MXaS1o.
  4. [ 編集 ]

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