FC2ブログ

何やってんだ!





すぐ知りたいの! :: 2008/08/12(Tue)

昨日から始めた、読書メモを恥ずかしくもなく
ここで書いてみようという、この企画
昨日にはじめて、もう二冊目というのは、
前々から読んでいたのを、貯めて書き始めたかと
思われる方も良いかもしれないが、そんなことはなく

今日の行き帰りの通勤電車の中で
読めちゃったから仕方がない。

そんな二冊目の本は、この本



「鬱の力」 (五木寛之・香山リカ 著)

utsunotikara.jpg

最近、書店では、五木寛之氏の書かれた
「私訳・歎異抄」が平積みにされていたりして
心というか宗教の問題にも取り組んでいる氏と
精神科医という肩書きを持つ香山リカ氏の対談本である。

最初この本を開けたときの印象は

字、でかっ!!

その前に新潮文庫の細かい字で読んでいただけに
余計にそう思ったのかも知れない。

この本(と言うか対談)のテーマは
鬱病そのものと言うよりも、
その適用範囲がかなり拡大された
「鬱のようなもの」までを広範に
取り上げた対談となっている。

この中で言われる
・ 鬱は企業の労務関係の中で
  無視できないテーマになった。
  → 本格に取り組まざるを得なくなった。
・ 鬱の適用範囲は広くなってしまった。
  → 精神科というのは「心の問題」だけに
     非科学的であると言われ続けた劣等感から
     科学的なものにしようと、導入した基準にも
     一部起因している。

こういった考察は、改めて納得させられる考え方である。
また、ここが一番オラホの共感を呼んだのは、

「何事に対しても、性急に答を求めてしまう」
「気長に考えることが出来ない」
「自分一人だけの力での解決ではなく
 専門家に解決をゆだねたい」
こういった部分が非常に大きいのではないか。

この指摘は、非常に的確に今の時代の気分を
表しているのではないかと思う。
この視点から捉えるスピリチュアルブームへの
考えは非常に説得力を増していると思う。

そのような気分の中での中国批判に関する
記述には、かなり眉をひそめざるを得ないが、
(そのかばい方が、感情的なものでしかなく
 逆に何をそこまで、かばい立てする一連の文章を
 織り込まなくてはならないのかが不思議であるが)
その点を覗けば非常に、心のあり方というか、
今横行している鬱とその取組への枠組みみたいなものを
さらりと示しているのではないか。
そんな印象を受ける一冊である。

正味、1時間半程度で読める本なので、
その点出張の移動時間とか、通勤の行き帰りで
十分に読めてしまう、お手軽な本である。

次はハードカバーの本でも読むか・・・




スポンサーサイト



  1. こんな本読んでます
  2. | trackback:0
  3. | comment:2
<<たまには | top | 変わらないみたい>>


comment

『共感』は、読んじゃだめ!
『呼ぶ』ものですから。。。

もういっちょ。
「自分人だけの力での解決でなく
ではなく、
「自分一人だけの力での解決でなく
ですね。じゃないと、
専門家は、『人』でなしに。。。


さて、本題。
ニュースでも取り上げられていましたが、
『新型鬱病』はこれからどんどん増えていくでしょう。
過保護世代が、就職し始めましたからなぁ。
  1. 2008/08/12(Tue) 13:39:10 |
  2. URL |
  3. 他力くん #-
  4. [ 編集 ]

これだから・・・

> 他力くん 
  
  長文はこれだから、いけませんな
  ミスキー等のチェック漏れが、
  多発します。

  訂正しておきます。
  1. 2008/08/13(Wed) 06:11:20 |
  2. URL |
  3. yanchun #0MXaS1o.
  4. [ 編集 ]

comment


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://yanchun.blog54.fc2.com/tb.php/938-bef2fa5a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)